ジャーマネになって早半年。
濃〜〜い半年だったが、その分、いろんな事を勉強出来た。
まだまだ、やりたい事が出来てないのだが、なんとなく
僕なりの「ジャーマネとは!」ってのが分かりかけて来ている。
あくまで「僕なり」のだ。
アーティストが発信してくるものをセンス良く現実のものにする仕事。
その発信源から何も発信されないと、僕らの仕事は成り立たない。
新人アーティストなど、僕たちで何とかしようといろいろと試みても、肝心のアーティストからの発信がないと形にはなるかもしれないけど、人々の心に残るものは作れないと思う。
呼人からはいろいろな事が発信されて、僕はそれを現実のものにして行く。
この半年はそういった極めてシンプルな事をやって来た。
何でもそうかもしれないけど、音楽をやるって事は実は「シンプルで良いのじゃないか?」と思い始めている。
僕がアーティストをやっていた時は、なんとなく複雑に考えていたように思う。
裏方の仕事を始めて、余計なものが良く見えてきた。
このシンプルなやり取りの中には、センスってのが問われる。
センスっても、無理矢理のセンスはかっこ悪い。
自分が持っている最大限のセンスだ。
このセンスを養う為に、いろいろな音楽を聴いたり、本を読んだり、ライブを見たりする。
そうやって出来上がったものが世の中の多くの人達に届いて
いわゆる「売れる!」には「運」とか「タイミング」ってのも関係してくると思う。でも、その「運」や「タイミング」もセンスの中にある程度含まれると思う。「売れる為にはどうすればいいか?」じゃなくて、まずは「アーティストとのパートナーシップをセンス良く築いていくにはどうすればよいか?」じゃないかと思っている。
その構築があると無いとではえらい違いがのちのち出てくるのではないかと思う。
アーティストありきのジャーマネ。
呼人との関係はそう言った意味では、良い感じだと思う。
僕はこれからセンスをどんどん磨いて、敏腕ジャーマネになりたい!
売る為の敏腕ではなく、アーティストと良い関係を築ける敏腕に!
まだ、駆け出しなので理想かもしれないけど、良い関係の中で出来た音達はきっと人々の心に届くと信じている。
世の中には僕のそう言った考えと反してる音が今はたくさんある。
僕の理想とする音楽達はきっと、何年も世の中に残っていくと思っている。
実際、日本にもそんな音楽はあるし、これからどんどん増えて行くと思う。
こんな事に気付かされた半年でした。
思わず熱くなりました。
みなさまのお手元に良い音楽が届けられるように
これからも精進致します。
写真はこんな真面目な事には、まったく関係ない。
我が家のペット、スッポンモドキの「ジロウ」くんです(笑)
キャ〜!カワイイ!